タクティクスオウガ外伝 伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子 オウガバトル64 タクティクスオウガ 伝説のオウガバトル

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タクティクスオウガバトルとは
タクティクスオウガバトル

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『タクティクスオウガ』(Tactics Ogre: Let Us Cling Together)は、1995年10月6日に株式会社クエストから発売されたスーパーファミコン用シミュレーションRPG。 開発代表・企画・シナリオは、のちにスクウェア(現 スクウェア・エニックス)にてファイナルファンタジーXIIやファイナルファンタジータクティクス・同アドバンス、ベイグラントストーリーを手がける松野泰己である。 「オウガ」の名を冠したシリーズとして、伝説のオウガバトルに続く二作目として発売された作品だが、オウガバトルサーガ全体としては第1章?第8章までの構想があり、本作は第7章に位置づけられている。また、前作とのゲームシステムの関連性はほとんどない。 本作では、架空の世界ゼテギネアにおけるヴァレリア諸島でのウォルスタ、ガルガスタン、バクラムの民族紛争による戦乱が、島の少数民族ウォルスタ人の少年デニムの視点から描かれる。このような重厚さを持つテーマを描ききるためか、マルチストーリー・マルチエンディングを採用している。主人公の選択肢によって大きく展開が変わる事は当時として斬新だった。 ゲームは主人公デニムと彼の率いる部隊を操作し、各地で発生する戦闘イベントなどをクリアすることで進行する。戦闘は、当時としてはまだ珍しいクォータービュー方式のマップで行う。 ドット絵で描かれた精密なマップグラフィックやマップ上を生き生きと動くキャラクターは現在でも職人芸として好例に挙げられるほどで、システム的にも3Dのマップに付随する形で持たせた「高さ・ユニットの向き」のタクティクスオウガバトル概念があることや、ターンの順番を一律なものとせずランダム性を加えた「ウェイトターン・システム」を採用したこと、多種多様なクラスが存在すること、ヘルプ機能・チュートリアル機能が充実していることなど、初心者から熟練者まで幅広い層に対する考慮が見られ、完成度の高い作品と評価されている。クォータービュー方式のシミュレーションRPGのエポックメイキングとなった作品で、この作品の後に多くのフォロワーが生まれている。 オウガバトルサーガ第7章である本作は、前作「伝説のオウガバトル」が大陸における大規模な戦争を、英雄譚として言わば寓話的に描いているのに対して、本作ではごく小さな諸島の中での緊迫した小国家間の紛争をより低い視点で詳細に描いている。小国間の紛争に島外の大国が介入すると言うストーリーは、ユーゴスラビア紛争を始めとする現実に起こった各地の民族紛争をモデルとしている[1]。 前作と同じように、中世の西欧文化をもとにしながらも、剣と魔法・ドラゴンやグリフォンが息づくファンタジー世界でストーリーが展開するが、本作で特徴的なのは、世界情勢へ神や悪魔などの神秘的な力が直接介入することがなく、あくまで人間のエゴイズムによって世界が動いていることである。国家の枠を超えた場所では力こそ全てという現実をよくあらわしている。加えて民族差別など現代社会を風刺したストーリーや強烈な世界観の描写によって、史実のようなリアリティを持たせており、それらが生み出した重厚で殺伐とした独特の雰囲気は、本作を象徴する要素の一つとなっている。 タクティクスオウガがファミ通の「読者が選ぶTop20」ランキングでスーパーファミコンの作品で唯一、現在(2007年時点)でもランクインし続けている事からも、未だ根強い人気であることがうかがえる。 『伝説のオウガバトル』(Ogre Battle: March of the Black Queen)は、1993年3月12日に株式会社クエストよりスーパーファミコン用ソフトとして発売されたリアルタイムストラテジーシミュレーションRPGであり、『タクティクスオウガ』、『オウガバトル64』と続くオウガバトルシリーズの第一作である。 1996年には登場するタクティクスオウガバトル主要キャラに声が当てられたプレイステーション版(アートディンク)及びセガサターン版(リバーヒルソフト)も発売された。開発代表・企画・シナリオは、のちにスクウェア(現 スクウェア・エニックス)にてファイナルファンタジータクティクスを手がける松野泰己。 『伝説のオウガバトル』第5章 The March of the Black Queen (黒き女王の行進) 1993年3月12日、クエストより発売。 全ての先駆け。デネブなどの人気キャラもこのとき登場。 『タクティクスオウガ』第7章 Let Us Cling Together (手をとりあって) 1995年10月06日発売。 シミュレーションRPGの定番の1つになる。 『オウガバトル64』第6章 Person of Lordly Caliber (指導者たる器を持つ者) 1999年7月14日発売。 クエストの親会社である任天堂ブランドで発売。制作に松野が関わっていない作品であるため、賛否両論となる。 『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』プリンスの章 Let us walk on together, so as not lose our way 2000年6月22日発売。 クエストが監修し、SNK社内の有志スタッフにより開発されネオジオポケットで販売。キャラクターデザインはSNKに在籍していた小倉栄一。クラスが大幅に増えている。 『タクティクスオウガ外伝』オウィスの章 The Knight of Lodis(ローディスの騎士) 2001年6月21日、任天堂ブランドで発売。 『64』と同様に松野が関わっていないため、賛否両論となる。マルチカートリッジにより通信対戦ができる。 『オウガバトル64 Person of Lordly Caliber』(おうがばとるろくじゅうよんぱーそんおぶろーどりーきゃりばー)は任天堂株式会社より1999年7月14日にNINTENDO64用ソフトとして発売されたシミュレーションRPGであり、オウガバトルシリーズの三作目である。 当初は『オウガバトル3』というタイトルでクエストから発売される予定だったが、発売元は任天堂に変わり、タイトルも変更された。またこのときタイトルロゴの色も金色から銀色に変更されている。 本作はオウガバトルサーガ正史の第7章に当たり、時間的には『伝説のオウガバトル』(5章)終了後、『タクティクスオウガ』(7章)とほぼ同時期の物語である。舞台は北にローディス、南にゼノビアと国境を接するパラティヌス地方で、前作までに名前だけ登場した旧ニルダム王国なども含まれる。 ゲームシステムは『伝説』の物を踏襲しながら『タクティクス』の要素を織り交ぜたような作りで、スケール的には両者の中間程度に位置する地域戦を一単位としている。盤面の駒のようだったユニットの表現が向きを持ったキャラクターに変わっており、チームの向いている向きも戦闘に反映される。 恐らくはこれにレギオンシステム(後述)を加えて、より戦術性に富んだ表現を狙った設計だったと考えられる。 『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』(でんせつのおうがばとるがいでん ぜのびあのおうじ、Ogre Battle: Legend of the Zenobia Prince)はSNKより2000年6月22日にネオジオポケットカラー用として発売されたシミュレーションRPGである。 クエストより発売された伝説のオウガバトルの外伝にあたる作品であり、開発はクエストの監修でSNKが行っている。 『タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis』(Tactics Ogre: The Knight of Lodis)は2001年6月21日に任天堂より発売されたゲームボーイアドバンス用シミュレーションRPG。タクティクスオウガ(オウガバトルシリーズ)の外伝的作品である。 本作ではタクティクスオウガで採用されていた「ウェイトターンシステム」を廃止、自軍のフェイズと敵軍のフェイズが交互に繰り返されるオーソドックスなターン制を導入している。ユニットの素早さや装備重量の概念は残っているものの、行動順番ではなく移動力へ影響するようになっているため、タクティクスオウガよりも難易度が格段に下がっている。
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