ぷよぷよフィーバー みんなでぷよぷよ ぷよぷよ?ん ぷよぷよSUN ぷよぷよ通

ぷよぷよフィーバー みんなでぷよぷよ ぷよぷよ?ん ぷよぷよSUN ぷよぷよ通



ぷよぷよとは
ぷよぷよ

ぷよぷよ

戻る

ゲームタイトル検索



『ぷよぷよ』(Puyo Puyo)は、株式会社コンパイルの代表作である落ち物パズルゲームのシリーズ。また、このシリーズにブロックとして登場するグミ型のモンスターの名前でもある。どちらも縮めて「ぷよ」と呼ばれる。日本国外では『Puyo Pop』シリーズとしても知られる。 シリーズ続編に、『ぷよぷよ通』(-つう)、『ぷよぷよSUN』(-さん)、『ぷよぷよ?ん』がある。また、一部機種では『なぞぷよ』シリーズが数作、その他にも番外編的な作品が多数登場した。アーケードとドリームキャストではリズム系の『ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System-』なども出ている。 コンパイル破産時にセガにシリーズの知的財産権が譲渡され、続編『みんなでぷよぷよ』、『ぷよぷよフィーバー』シリーズ(『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』など)が製作されている。このため、旧コンパイルキャラのうち、過去の『ぷよぷよ』シリーズに一度でも登場したキャラクターはセガ、それ以外のキャラクターはアイキの商標を引き継いだD4エンタープライズに権利がある。 次世代の『ぷよぷよ』(新ぷよ)とタイトルが同一であるため、区別の為に電波新聞社から発売されたムック『ALL ABOUT ぷよぷよ』では旧ぷよと、MOOKタイプディスクステーション21号ではすでにシリーズを重ねていたためこの呼び名が不適切だと考えたのか(『ぷよぷよ?ん』の発表にあわせたシリーズ紹介の記事だったため)プロトタイプぷよと呼ばれていた。現在では単に、MSX版やFC版と呼ばれることが多いようだ。現在「旧ぷよ」という用語は『ぷよぷよフィーバー』に対してそれ以前の作品を区別する際にも使われる。 この頃はまだシステムは確立されておらず、ぷよの色が『どーみのす』の名残か6色あり(後の作品では5色)、組みぷよが1Pと2Pで一致しない他、ぷよが「人型」になる(同じ色の人が上下に重なると肩車をし、横に並ぶと手をつなぐ)、黄色ぷよがカーバンクルになるというオプションもある。ゲームモードはENDLESS(後の「とことんぷよぷよ」通称とこぷよ)、2PLAYER(後の「ふたりでぷよぷよ」)、MISSION(後の「なぞなぞぷよぷよ」通称なぞぷよ)の3つ。コンピュータとの対戦やキャラクター、「連鎖ボイス」はまだ存在しない。相手側に一度に送りつけることができるおじゃまぷよの最大数に制限があり、MSX2版とディスクシステム版は最大30個まで、ロムカートリッジ版は最大18個 - 255個の間から設定可能となっている。このシステムの名残である「画面に一度に降るおじゃまぷよの数が最大30個まで」という制限は、これ以降のぷよにも引き継がれていく事になる。 接着時のいわゆる「ぷよぷよ感」はまだなかったが、ぷよのデザインが新ぷよ以降で多く使われたものに非常に近い。ぷよは全部で6色、灰色や黄緑色のぷよが存在する。 前記の旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)や『ぷよぷよ通』以降の作品と区別するために新ぷよ、ぷよ1などと呼ばれることがある。『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』で初代ぷよぷよと呼ばれているのはこの作品のことである。 この新ぷよでは「ひとりでぷよぷよ」(対CPU戦)や自キャラの連鎖ボイス、キャラクターなどが登場し、一回の連鎖でのおじゃまぷよの数の制限がなくなる(画面に一度に降るのは最大30個)。基本的なシステムはこの作品で完成されている。 ぷよが単色表示で形状も全て同じなため「グミぷよ」の異名がある。2台で通信対戦可能。ぷよの接地回数に制限がないために、ぷよを回転し続け接地を繰り返すだけで永遠に固定しない(他のバージョンでは8回程度接地するとすぐに固定される制限がある)という特徴がある。BGMも一部変更となり、ボイスと漫才デモも収録されていない。「なぞなぞぷよぷよ」モード有り 各ボイスを有名声優が担当しており、音声付きの漫才デモがCD-DAで再生される唯一のぷよぷよである。また、アルル以外の敵キャラクターにも連鎖ボイスが用意されている(ただし、連鎖ボイスの種類はアルルと同じ)。このため、ふたりでぷよぷよでは使用キャラクターを選択できる。販売はNECインターチャネル。全面クリア後に2周目として、少し台詞が異なる漫才デモのアレンジバージョンが収録されている。 フィールドは横6マス×縦12マス(ファミコン版は13マス)の格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。ただし機種によっては2マス分置ける場合もある。 上からぷよが2つ1組で落下してくる。プレイヤーはぷよを回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。 落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。「回転」すると固定を回避できるが、回せる回数に制限がある(機種により異なる)。ただし、初代ぷよぷよでは両側をぷよに挟まれていると回転できない。 固定されたぷよと同色の'ぷよ'が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。 ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。 ぷよの消滅により上にあった'ぷよ'が落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。 左から3列目が一番上まで埋まると"窒息して"ゲームオーバー。 みんなでぷよぷよ(ゲームボーイアドバンス) - セガソニックチームが開発、これ以降に開発された作品はコンパイルが関与していない。ベースとなっているルールは『ぷよぷよ通』。 ぷよぷよ15周年記念作。初代『ぷよぷよ』、『ぷよぷよ通』、『ぷよぷよフィーバー』のルールを収録。さらに、一定時間ごとにフィールドが180度反転する「だいかいてん」や、通常の4倍の大きさで戦う「でかぷよ」、ぷよが水に浮かぶ「すいちゅう」、お題が次々と出てきてそれをクリアしていく「なぞぷよ」(くわしくは下記参照)、その他、「サーチライト」や「はっくつ」、「こおりづけ」、「ばくだん」、「ずっとフィーバー」を収録。それぞれに個性のあるゲームを楽しむことができる仕様となっている。 キャラクターは、初代『ぷよぷよ』からの復活も含め全22名。初心者でも安心、連鎖の組み方を学べる「じゅぎょうモード」も収録。イメージキャラクターに蛯原友里を起用。 『ぷよぷよ』はもともと、同社のRPG『魔導物語』の派生作品として製作された。“ぷよ”を始め、主人公「アルル・ナジャ」や敵キャラクターも同作品の登場キャラクターの流用である。ストーリーモードのデモに「あんた、まだそんなことをやってるの」「やっぱり、あんたの仕業だったのね」という台詞があるのは『魔導物語』の世界観・ストーリーを受け継いでいるからである。『ぷよぷよ』の成功を受けてか、一時は『魔導物語』が各ゲーム機に移植されたりパソコン向けに続編が作られたものの、今では『ぷよぷよ』の方がはるかに知名度が勝り、本家である『魔導物語』は存在自体を知らないユーザーも多い。 『ぷよぷよ』は一大ヒットとなり、メガドライブの販売に貢献する一方で、あらゆるコンピュータに移植された。また、コンパイル主催の大会が「渋谷ジャック」(ゲームギアと対戦ケーブルを持って渋谷を歩き回り、参加者同士で対戦して予選を勝ち抜いた)をはじめ全国各地で開催され、参加者は「ぷよら?」、その優勝者は「ぷよマスター」「ぷよキング」と呼ばれた。大会は好評で、拡大に従って全日本ぷよ協会が発足した。 初代『ぷよぷよ』の対戦は、最終的にはいかに早く“赤玉”こと岩ぷよ2個(おじゃまぷよ60個)を送り込むかという問題に収束したため、5連鎖や4連鎖ダブル(4連鎖目に2色同時消し)、3連鎖トリプル(3連鎖目に3色同時消し)をすばやく作る技術が問われた。土壇場での「回し勝負」などによる逆転要素はあったものの、基本的には「先に必要な分を送り込んだ方が有利」で、試合展開はスピーディーだが、戦略的には単調になりがちだった。 2作目『ぷよぷよ通』では、前作の問題点を打開すべく乱入対戦および相殺システムが導入され、相手からのおじゃまぷよをこちらの連鎖で相殺できるようになった。よって前作と反対に「後から一段階上の連鎖を仕掛けた方が有利」となって、戦略に幅が生まれて好評となり『ぷよぷよ通』も前作と同様に様々な機種に移植された。その一方で上級者の間では、逆に相殺を回避するために「巨大連鎖」と呼ばれる10?13連鎖以上の仕掛けを作る集中力が要求され、一層マニアックな物になっていった。 この問題は3作目『ぷよぷよSUN』に持ち越されたが、企画者が交代して開発された上、追加された「太陽ぷよ」システムは何の解決にもなっておらず、マニアからは『ぷよぷよ通』で完成されたゲームバランスを崩しただけという批判を浴びた。また公式大会では『ぷよぷよ通』が使用され続けるという事態となった。 「ぷよぷよ?ん」の発売と前後して、セガなどの他メーカーが過去の『ぷよぷよ』シリーズの移植作を発表した。そして2001年にセガの開発分社であるソニックチーム(2004年7月1日にセガと統合)の開発で、『ぷよぷよ通』システムのリファインバージョン『みんなでぷよぷよ』が発売された。一方コンパイルは、ぷよぷよシリーズの知的財産権を使用できるという契約が2002年8月に期限を迎え、ぷよぷよシリーズからの撤退、そして新たなパズルゲーム『ポチッとにゃ?』をNAOMI基板での稼動を発表した。 その後、セガは携帯電話用アプリなどへ旧作の移植を行っていたが、2003年秋にシステム・キャラクターデザイン共に大幅なリニューアルを行った新作『ぷよぷよフィーバー』を発表、同年冬にはアーケード版が稼動され、家庭用ゲーム機にはプレイステーション2、ドリームキャスト、ニンテンドーゲームキューブ、Xbox版が発売された。 なお『ポチッとにゃ?』は延期につぐ延期、基板もNAOMIからMVS(ネオジオ)に変更された。2003年1月にコンパイルは『魔導物語』『ポチッとにゃ?』など全てのコンパイルの権利と業務をアイキに譲渡したと発表。2003年11月6日に約54億円の負債を残して自己破産した。結局『ポチッとにゃ?』が稼動したのは2003年末。奇しくも『ぷよぷよフィーバー』と同時期となった。 『フィーバー』発売を機に毎月24日を「ぷよの日(2をぷ、4をよ)」と定め、CMキャラクターとして松浦亜弥を起用して積極的なプロモーションを展開した。結果、低迷していた『ぷよぷよSUN』『ぷよぷよ?ん』の2作品の売り上げこそ上回ったが、かつての『ぷよぷよ通』のような“大ヒット”には至らなかった。またキャラクターをほぼ一新したことには旧シリーズのファンの間で賛否の分かれる所となった。一方、若い世代を中心に『フィーバー』からの新規ファンも現れ始め、再びシリーズの知名度を上げるきっかけともなっている。なお、ゲームボーイアドバンス版のCMには松浦亜弥を再起用(前田健と初共演)したが、一番最後に発売されたニンテンドーDSとプレイステーション・ポータブル版のCMには起用されなかった。 アンケートに次ぐ記念企画として2006年3月8日より12月まで、Windows PC を使用したオンラインイベント『ぷよぷよ15周年カーニバル』を開催、そして9月15日に『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』が発表された。CMキャラクターに蛯原友里とゲームキャラクター「すけとうだら」の着ぐるみキャラを起用、すけとうだらは各種プロモーションイベントにも登場し印象づけた。ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応したニンテンドーDS版は不具合の為に1週間足らずで販売停止したが(現在は販売再開され不具合品の無償交換が行われている)、この時点で既に出荷数12万本中、約6万本を販売し、全機種あわせて25万本以上売り上げたことからも、いまだ『ぷよぷよ』シリーズの根強い人気の高さが伺える。今では旧シリーズから遊んでいたプレイヤーが親になり、子供と共に親しむといった世代を通したファンも見受けられる。 ぷよぷよ15周年記念作品。『ぷよぷよフィーバー』の世界を舞台に、初代『ぷよぷよ』(『魔導物語』の世界)から6人の復活キャラクターも交え、新旧作品から選ばれた22名のキャラクター達が登場する。「とってもあたらしくて とってもなつかしい!」を合言葉に新旧のファンを共に取り込もうとした意欲作。初代のキャラクターは『ぷよぷよフィーバー2』風のデザインに描き直されている。なお、初代のキャラクターは最初から使用できず、ストーリーモードで1度勝つことができれば全モードで使用できるようになる。 これまでのぷよぷよシリーズでは(はろ一座を除き)ストーリーモードで使えるキャラクターは主役クラスに限られていたが、今回は全員分のシナリオとエンディングがあり、戦闘BGMも全員分用意されている。15周年を記念するに相応しく、斬新な対戦システムを「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」「はっくつ」「ばくだん」「だいかいてん」「サーチライト」「ずっとフィーバー」「すいちゅう」「こおりづけ」「なぞぷよ」「でかぷよ」の計12種類も盛り込んでいる。その他、連鎖ボイスの法則が変更・統一され、相殺して敵フィールドにおじゃまぷよを送る時のボイスが新たに加わった。 『ぷよぷよフィーバー』に則ったルール。フィーバーモードありで勝負するルール。キャラクターによって連鎖倍率と組ぷよが異なる。ただし前作までと違い、フィーバーモード時の連鎖のタネは最低3連鎖(DS版のみ最低5連鎖)、最高15連鎖に変更されており、タネの形も前作までと大きく異なる。また、ぷよを消したときに相殺が発生するとフィーバーカウントが増え、相手におじゃまぷよを送るとフィーバータイムが増えるようになった(おじゃまぷよ返しはカウントとタイムが両方増える)。この変更は、3人以上の対戦でフィーバータイムを増やすために行われたと思われる。なお、相手がフィーバー中にこちらがおじゃまぷよ返しを行った場合、おじゃまぷよ返しが発生した連鎖のみおじゃまぷよが相手の後方の予告ぷよにストックされるようになっている。ハンデによってぷよの色数、最初から点灯しているフィーバーゲージ、レートが変化し、激甘のみフィーバーモード時に発火点が矢印で表示されるようになる。 「ひとりでぷよぷよ」内のモードの一つ。「とことんぷよぷよ」、「とことんフィーバー」、「とことんなぞぷよ」に加え、「とことんたいせん」が追加。CPUとの対戦を行うが、対戦相手を倒しても、自分のフィールドがリセットされることなく次の対戦相手が現れるという、『ぷよぷよ?ん カーくんといっしょ』に収録されていた「さばいばるぷよぷよ」によく似たモード。ルールは最初に「ぷよぷよ」、「ぷよぷよ通」、「ぷよぷよフィーバー」の中から選択する。 ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary (プレイステーション2、2007年3月21日) - PlayStation2専用マルチタップ対応。 ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary (プレイステーションポータブル、2007年3月21日) - ゲームシェアリング対応。一つのPSPで二人対戦をすることもできる。 ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary (Wii、2007年7月26日) - 新たに2つのゲームモードを追加。クラシックコントローラー、ゲームキューブコントローラーにも対応。その他『ぷよぷよフィーバー』『ぷよぷよフィーバー2』のラストステージの曲と『ぷよぷよ』、『ぷよぷよ通』のアレンジ曲が一曲ずつ、計四曲が追加された。
ezカウンター
inserted by FC2 system